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2022/09/17

冒頭読書感想文・5 『あひる』今村夏子、『猛スピードで母は』長嶋有

 『あひる』今村夏子


前も思ったけど、モブの描写がうまいなあ、目に浮かぶよう

そして、すごくかわいらしいお話なんだけども、今村夏子さん、ご両親との確執ありそうだなあ、とおもってしまった(それくらい描写が真に迫っていて具体的ということで、そうだと確信しているわけではない。作品は作品、作者は作者) さらっと書いてあることが深いというか、どんな気持ちで書いているのかなあ、と考えてしまった

それはそれとしてのりたまのその後がとてもとても気になるので、いつか続き読みたい


『猛スピードで母は』長嶋有

これ、ふつーに続きが気になる

両親ともに毒親っぽいなあ 洋子さんが豪胆ながらいい人っぽいのが救い ハピエンかなあ、ハピエンだといいなあ

主人公はお姉ちゃんだとおもったけども、あらすじを見るとお兄ちゃんか

『母』とタイトルで呼ばれていうのは実母なのだろうか、洋子さんなのだろうか

全体的にありそうだなあ、と思うし、大人がたくさんいる中での子どもの肩身の狭さとか、ちょっと共感してしまったよ
これくらい『実録』感出して書けたらいいよね

いづれちゃんと読もう

2022/09/12

冒頭読書感想文・3 『こちらあみ子』、『むらさきのスカートの女』今村夏子

『こちらあみ子』

純文を勉強するなら避けては通れぬ、ぜったいに読め、と言われた作品

冒頭描写美しいね これだけの行数割いて情景描写しちゃう純文だいすき

てっきり子どもが主人公だと思いこんでいたのだが、読んでいるとどうにも『あみ子』は大人ではなかろうか疑惑がでてきた

しかし小学生のさきちゃんと友だち付き合いしているあたり、これも生きづらい主人公のお話かなあ

『あみ子の馬鹿』という消えない傷が、相手が子どもであるだけに生々しくて純粋な悪意をぶつけられた感じで痛かった

あみ子の気持ちもそうだけど、ご親族はどう思ったかなあ、と考えてしまった
そんなことする子は出禁でいいとおもうけども、特定できんだろうしなあ

これも近々にちゃんと読みます


『むらさきのスカートの女』

おーもしろかった!!!

執拗なまでに『むらさきのスカートの女』を観察し、自分の人生ですれ違ったいろいろな人と『似ている』とすることに軽い嫌悪感を抱き始めたその瞬間に


 つまり、何が言いたいのかというと、わたしはもうずいぶん長いこと、むらさきのスカートの女と友達になりたいと思っ て いる。

今村 夏子 (2022-06-07). むらさきのスカートの女 (朝日文庫) (Kindle の位置No.153-154). 朝日新聞出版. Kindle 版. 


ときてひっくり返った なるほど心意気やよし、がんばれ!!!

しっかし、これはストーキングじゃないかw だめだろこれw

お試し読みがめちゃくちゃいいところで終わっているww つづきください、そのうち読みます!!!

それにしても今村夏子さんて人間描写が極上ね 体温があるというか、体臭があるというか、モブにすら形がある

そして、とても端整だとおもった
学んでいきたいなあ