2023/09/24

備忘録1

いろいろあって日本の教育現場の歴史を調べていた

そういえばそんなこともあったなあ、と思うことが多く、メモっておきたかったため、こちらに書いておく

きっかけはこちらのブログが検索ヒットしたこと

11/3全国統一小学生テスト申込開始!

その中に

中学受験は何かと昔のキリの良い○周年が大好きです。
1982年、1992年、2002年、2012年
何があったか調べてみると良いですね。

とあったわけです

調べました、はい


1982年

日本の歴史教科書歪曲と教科書検定 ―1982年教科書問題を通して―

 日本の歴史教科書歪曲問題とは、教科書検定によって日本の侵略行為が正当化されるなど、日本が歴史を歪曲しているという問題である。特に1982年には、この問題が国際問題に発展し、多くの人々に知られるようになった。
 日本の教科書検定は、戦後全体的に緩やかであったが、文部大臣に検定権が移され、第一次・第二次教科書攻撃が起こり、しだいに検定強化の道へと進むようになる。しかし、1965年に家永教科書裁判が起こり、1982年には日本の歴史教科書歪曲に対してアジア諸国から抗議され、世論の批判が高まるなど、日本の侵略・加害の記述が教科書に書かれるようになり、改善されてきた。
 この1982年教科書問題とは、日本の歴史教科書の記述が検定によって「侵略」が「進出」に書き換えられたというマスコミ報道を契機にアジア諸国から批判され、国際化した問題である。アジア諸国の新聞に日本の教科書問題に関する批判が多数掲載されるなど、国際批判が激化したことにより、日本政府は宮沢談話という形式で「政府見解」を発表し、文部省の是正措置などによって解決した。(強調、赤字はブログ主による)


ほーん あれか


1992年

この記事おもしろかったわ、勉強になった

まず、小学校での英語の授業を実施するか、議論が始まったのは1986年です。
1980年代には高度経済成長に伴ってグローバル化が進んだため、英語を話せる人材の確保を重要視していました。
しかし、中学以降の英語教育では十分な成果を挙げられていないことから、小学生から英語教育を学ばせることに注目が集まります。
その結果、1992年に大阪にある研究開発学校で英語教育を試験的に実施することになり、各都道府県に1つずつ研究開発学校が指定され、小学校での英語教育が広がりました。

 

へえー、そうなんだー 

このPDFが詳しかった

小学校英語のこれまでの流れ(PDF)

<年表:小学校英語の流れ> 参考文献・引用文献 ・鈴木孝夫「言葉のちから」(文藝春秋, 2006) ・松川禮子「明日の小学校英語教育を拓く」(アプリコ ット, 2004) ・バトラー後藤裕子「日本の小学校英語を考える」(三 省堂, 2005) ・文部科学省「小学校の英語教育に関する意識調査」 (2004年調査) 資 料 編 小 学 校 英 語 の こ れ ま で の 流 れ 明治時代 一部の小学校で英語教育が行わ れていたが、徐々に廃止される。 1986年 (昭和61年) 臨時教育審議会第二次答申に 「英語教育の開始時期について も検討する」という文言が入る。 1992年 (平成4年) 「国際理解・英語学習」指導の研 究開発学校として大阪の公立小 学校2校が指定される。 1996年 (平成8年) 全都道府県に 1 校ずつ、研究開 発学校が指定される。 1998年 (平成10年) 2002年から実施の小学校学習指 導要領が告示され、この中に「外 国語会話」という文言が入る。 2000年 (平成12年) 公立小学校3校が、「英語科」とし て研究開発学校の指定を受ける。 2002年 (平成14年) 現行の小学校学習指導要領が完 全実施され、全国の小学校で英 語教育が可能になる。 2006年 (平成18年) 中教審外国語専門部会の審議経 過報告で、高学年での週 1 時間 程度の英語教育が提案される。


































2002年

この年すごかったねえ
まず最初にあげた

日本の歴史教科書歪曲と教科書検定 ―1982年教科書問題を通して―

にも言及されてた
 90年代は、しだいに南京大虐殺従軍慰安婦問題などが教科書に記述されるようになってきた。しかし、2002年度版中学歴史教科書の内容が歴史を歪曲している傾向があるとして、現在再び教科書問題が起こっている。「侵略」という用語も「進出」に書き換えられており、約20年前の1982年教科書問題当時の状態に逆戻りしてきている。(強調、赤字はブログ主による)

そして


上記で行われた研究開発学校での英語教育が一定の成果を得たため、2002年になって全国の小学校で本格的に英語教育が取り入れられるようになります。
教育の水準を保つことを目的とした、小学校学習指導要領に告示されたのは1998年であり、そのなかで「総合的な学習」として外国語を入れることが決定しました。
この決定により、小学3年生以上の授業において英語学習に時間が確保できるようになったため、瞬く間に英語教育が広まります。
あくまで総合的な国際理解教育の一環であるため義務教育ではありませんが、保護者から英語教育に対する要望も強く、数多くの小学校で英語教育が実施されました。(強調、赤字はブログ主による)

歴史と社会の教科書が混乱して、英語もやることになってたいへんやな!

そしてみなさんご存じ

ゆとり教育について 川端 希望 興梠 有加里 築地 文枝 中村学園大学短期大学部幼児保育学科 (PDF)


日本教職員組合が「学校5日制」と共に「ゆとり教育」を提起したのは 1972 年のことである。 その後、学習指導要領の改正学習内容、授業時間の削減を繰り返して実質的にゆとり教育が開 始されたのは 2002 年である。 ゆとり教育とは、個人の学習ペースに合わせて授業を進める教育のことであり、知識を重視す る「つめこみ型」の教育が批判されるようになったことを契機としてゆとり教育の考え方が誕生 した。それまでのすべての児童・生徒が一律に学習すべきとされた標準のカリキュラムでは、内 容の分からないまま授業が先に進んだり、すでに分かっている子どもにとっては退屈だったりと 授業の形骸化が進んでいるとの指摘があった。その為、学習内容を必要最低限の範囲に留めて、 教室や学校の実態に合わせた授業の展開を現場の教師に任せることにより、「ゆとり」の中で豊か な人間性や「生きる力」を育むと同時に、基本的な内容を確実に定着させ、個性を生かす教育を 目指していた。このように、個人に特化した教育がゆとり教育である。(強調、赤字はブログ主による) 

……ゆとり教育の定義初めて読んだんだけどさあ……これ担任の先生に丸投げってことやんなあ……

ゆとり教育による小学校の授業時間の変化(2002 年) 単位:時間 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 国語 306→272 315→280 280→235 280→235 210→180 210→175 算数 136→114 175→155 175→150 175→150 175→150 175→150 理科 - - 105→70 1105→90 105→95 105→95 社会 - - 105→70 105→85 105→90 105→100 生活 102→102 105→105 - - - - 総合的な学習 - - 105 105 110 110 総授業時間数 850→782 910→840 980→910 1015→945 1015→945 1015→945 (e-politics-教育資料・統計参照)

けっきょくこれで、みんな塾に通うようになって、通えない子との差が開いちゃったの皮肉だよね

2002年まとめ

・1982年に「侵略」と書き換えられた部分が、「進出」へと戻された(2002年教科書問題)

・1986年に検討され、1992年、1996年と段階を踏んで導入されてきた小学校での英語教育が、全国へ導入される(小五、小六での『外国語活動』としての必修化は2011年) また、中学校では義務化される

・1972年から提唱されていた『ゆとり教育』が導入された


2012年

よくわかんなかった
なにか情報お持ちの方はぜひプリーズ
とりあえずそれっぽいリンク
 難関校の偏差値や、塾ごとの合格者数が注目された。また不景気や震災の影響で、首都圏では中学受験者が減少するといわれるなか、小3保護者の半数が「中学受験」を検討し、文京区、千代田区、世田谷区、目黒区、港区、中央区、渋谷区では私立中への進学率が3割を超えることがわかった。(強調、赤字はブログ主による) 

これかなあ?

【中学受験】2012年首都圏難関校合格者数…日能研、SAPIX、早稲アカ、四谷 

これとか見ると、

2012年度中学入試 学校別・塾別合格数(2012年2月20日現在)

こんなん出てるし

えっぐ


以上です


 

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