2023/12/31

『虚構日記』2023年12月31日(日)

なんか、寒い方がいいっぽい

でもわたしも限度があるしなあ

冷蔵庫に入れていた卵から出てきたわけだし、もしかしたらそれくらいはだいじょうぶなのかねえ

いちおう、衣装ケースは窓際に置くことにした

おかげさまで隙間風をちょっとさえぎれてる

ちなみになんかシクラメンの葉っぱ食べてた おいしいらしい

2023/12/30

『虚構日記』2023年12月30日(土)

わたしは寒さに強い方だ たぶん

だから暖房も、一日の半分は消している

でもわたし以外の存在がいると、そうもいかない

だが、電気代の高騰はわたしにも大直撃している

ということで

うめぼしがどこまでの寒さになら堪えられるか、サドンデスしてみることにした


結果

こいつわたしより寒さに強いわww

2023/12/29

『虚構日記』2023年12月29日(金)

今日はほぼ一日外に出ていたので、家の中にうめぼしを置いていったわけだが

いちおう暖房は最小でつけたままでね

寒いの苦手かもしれないからね 帰ってきたらしんでたとかいやだし

スリコでちっちゃいゴムボールみたいの買った

なんか遊び道具みたいの必要かなと

で、帰ったらびびった

衣装ケースから出てた おまえ……飛べたのか……?

ドア開けたら足下にいたから踏みそうになったわ

なんかめっちゃ怒ってたけど、わたしも危ないでしょって怒り返した

ちなみにボールはよろこんでたっぽい

たぶん

2023/12/28

『虚構日記』2023年12月28日(木)

うめぼし、げんき

ちょうげんき

なんかずっと歩いてるし、しょっちゅう鳴いてる

でも空気読んでわたしが寝るときはおとなしくしてる

てゆーか、歩けるってことは足があるってことやんな?

見えんな……

2023/12/27

『虚構日記』2023年12月27日(水)

とりあえず生き物なので、なんか食べるかな、とおもって、ごはんつぶとかあげてみた
たべた
どうしたらいいかわからないので、衣装ケースをひとつ空にして、そこの中に入れている
飛びはしないからそれでいいかと
羽はないから水浴びとかはしない気がする
とりあえず飲み水は入れておいてある
うちのマンション生き物禁止なんだけど
どうしたらいいの

2023/12/25

『虚構日記』2023年12月26日(火)

二日間日記が書けなかった

べつに匂わせとかじゃない

いろいろあった

いろいろあった

結論から言おう

うめぼし、うめぼしじゃなかった

なんか、目があって 鳴く

ぴ と き の間みたいな音

生き物だった


いろいろあった

とりあえず、名前はうめぼし

2023/12/23

『虚構日記』2023年12月23日(土)

世の中的にはクリスマスイブイブらしい

それどころじゃない

うめぼしが


な い て る wwwww

2023/12/22

『虚構日記』2023年12月22日(金)

とりあえず怖すぎて、大きめの透明プラカップに入れて、ラップして一晩おいといた

気になりすぎてあんまり眠れなかった

大きさは変わってない でもときどきちょっと動いてる

ぐぐってみたけどそういう事例は出てこなかったし、それが卵から出てきたのを動画で取っていたわけでもないから、証明できないなってなって、クレームの入れようがない感じ

どうしたらいいんだ

もしかしたら水とかあげたら、芽が出てくる系だろうか

それなら栽培してもいいんだけど

2023/12/20

『虚構日記』2023年12月20日(水)

とりあえず小皿に入れておいといたうめぼしが

うーんと

大きくなりました。

びっくりして句点つけちゃった

ゴルフボールくらい

これ、クレームとかのレベルじゃない

2023/12/19

『虚構日記』2023年12月19日(火)

茶色っぽい卵……

なんかヒビ入ってたから、使っちゃおうと思ってボウルに割ったら

……なんか、入ってた

うーんと

……うめぼし?

これは、買った店にクレームだろうか 生産者のがいいかな

てゆーか、卵割ったらうめぼし……?

2023/12/18

『虚構日記』2023年12月18日(月)

冷蔵庫の中がいっぱいになってしまった

ちょっと整理しなきゃ

ゆでたまごはもうしばらくいいや

どうしようかな

2023/12/17

『虚構日記』2023年12月17日(日)

たまご、とりあえず半分ゆでた

一個食べたら半熟どころかまだ白身が固まっていなかったので、再度ゆでた

今は水につけてある

あしたの朝食べよう

茶色っぽいたまごはなんとなくまだとってある

冷蔵庫の中

2023/12/16

『虚構日記』2023年12月16日(土)

コンビニで卵を買ってきた

なんかまた高くなるらしいので、今のうちに

白い中で一個だけちょっと茶色だった

なんとなくお得感

2023/12/15

『虚構日記』2023年12月15日(金)

今日は朝から作業配信をしてみた

おかげさまで4000文字くらい書けたし、初配信だったのに同接が600を越えた

びっくり

コメントあんまり拾えなくて申し訳なかったな

今度配信するときは、作業じゃなくて雑談にしよう

2023/12/13

『虚構日記』2023年12月14日(木)

二日坊主にならないようにさっさと書いてしまおうとおもう

ノマドしていたら、となりの席の若いマダムたちが文フリの話をしていた

びびった

え、来年行ったらはちあわせるじゃん どうしよ

作業しててぜんぜん話聞いていなくても、知っている単語は耳に入って来るもんだね

若マダムが文フリに出すものってなんだろうー

なんか、若マダムって二次創作のイメージが強かった 偏見はいけない

わたしもいつか文フリ出たいなー

いつかね

『虚構日記』2023年12月13日(水)

日記を書くだなんて何年ぶりだろう

三日も続いたことがないから、今回もちょっと不安

でも『宿題』だとおもえばがんばれるかもしれない

そして、宿題を終えなければ読みたい本の続きが読めない

これはいまだかつてない書く動機だ

これで書けなかったらわたしは日記を書かない星の下に生まれたということだろう

とりあえず、一カ月はがんばるよ

今日から禁酒しようかな、なんて気持ちになっている

うそってどうやってつけばいいのかな、なんかわかんないね

とりあえず明日の更新分はもう書いた ばっちり

花村萬月先生の『たった独りのための小説教室』を買った

 

買った


届くまでにけっこう時間がかかった

書店に行く方が早かった

でも届いてよかった

冒頭の部分は、Webの試し読みで拝読していたのだけれど、愛を感じた

「わたしのために、あの花村萬月先生が本を書いてくれた!」とツイートしたい勢い

それでですね、第2講まで読んだのです

そこでですね、『ノートに手書きでも、スマートフォンに入力でも、手段はどうでもいいのですが、今日から日記をつけなさい。』という宿題が出たのです

しかも、『虚構日記』なんですよ

うそを書いていくんです

そして『次の第3講を読む日まで最低一ヶ月間、一日も休まずに虚構日記を書き続けることが最重要で、しかも嘘の度合いが増せばますほど、この宿題の点数は上がっていきます。』とのこと

なんてことだ

一カ月先まで続きを読んではいけないだなんて……!

ということで、『虚構日記』のタグで、今日から書いていきます


花村萬月『たった独りのための小説教室』

↑アマゾンリンクです

アマゾンアソシエイトに参加しています